大腸カメラ
がんによる死亡率の上位に挙げられている「大腸がん」は早期では自覚症状がないため、発見されたときにはすでに進行している人もいます。
その一方で、早期に発見して治療すれば、完治できる可能性が高いと言われています。
検査説明 | 下剤の処方などが必要です。 まずは当院を受診してください。 |
検査方法 |
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入院希望 | 入院して検査を受けることも可能です。 病床の調整が必要な場合もありますので、事前に問い合わせをお願いします。 検査の準備が不安な方や、他の検査とまとめて入院中に済ませたい場合など遠慮なくご相談ください。 |
ご紹介 | 当院で治療できない病変が見つかった場合には、速やかに専門施設に紹介致します。 |
その他 | 来院時に記載いただく同意書ならびに説明書をご覧になって、検査内容の参考にしてください。 胃カメラ同意書・説明書 |
硬度調整機能、高追従挿入部、カーブトラッキングの
組み合わせにより大腸挿入がよりスムーズに!
組み合わせにより大腸挿入がよりスムーズに!

大腸内視鏡のカメラについた細い管を肛門から入れて大腸の内部を直接観察する検査です。この検査で大腸がんのほかに大腸ポリープ、粘膜下腫瘍、憩室、痔核等の診断ができます。
当院では富士フィルム社のLASEREO用スコープの、下部消化管用拡大スコープEC-L600ZP7を採用しています。
このスコープは、硬度調整ノブを回すとスコープ内部に組み込まれたコイルが伸縮し、軟性部の硬さを4段階で調整できる「硬度調整機能」を搭載しています。腸管の屈曲や形状に合わせてスコープの硬さを調整しながら進退させることができるため、スコープ先端部を大腸の深部まで挿入しやすくなりました。
さらに、高い弾発性を持つ素材を採用することで、医師が操作部をねじった時に、手元の力が先端部まで伝わりやすくなった「高追従挿入部」と、腸管壁のカーブに沿ってスムーズに曲がり、カーブ通過後はまっすぐに戻りやすい「カーブトラッキング技術」との組み合わせにより、屈曲部が多い大腸へのよりスムーズな挿入をサポートします。
波長の異なる2種類のレザー光で
病変の観察をサポート
病変の観察をサポート
「LASEREO」は、波長の異なる2種類のレーザー光による病変観察が可能な内視鏡システムで、それぞれのレーザー光の発光比率を変え、さらに粘膜表層の微細な血管や粘膜の模様などを強調して表示する「Blue LASER Imaging (BLI)機能」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを見やすく表示する画像処理機能「Linked Color Imaging(LCI)」などにより、微小な病変の観察をサポートします。

ポリープが見つかったらその場で治療
内視鏡は観察だけでなく、組織の採取や患部の切除も可能です。
治療適応となるポリープを発見した際には、できる限りその場で治療まで行います。
治療適応となるポリープを発見した際には、できる限りその場で治療まで行います。

